注文住宅の外壁はサイディング?ガルバリウム鋼板?タイル?

注文住宅の外観のイメージを左右する外壁材。この素材を何にするか、そしてどんな色柄にするかはその注文住宅の見た目を決める大切な選択項目です。さてどのような素材があるのでしょうか?大きくわけると3つに分けられます。

①サイディング

一般的な外壁材で現在でも一番多く採用されています。大雑把に説明するセメントと繊維を混ぜて圧縮したような板で厚みが14㎜から16㎜までのものが多く使われます。良くこのサイディングは『色あせする』という理由から嫌われる事も多かったのですが今では汚れ自体がつきにくく、又塗装の技術も20年近く色あせが心配ないようなものも出てきています。将来的には1回位は塗り替えをする必要があると思います。

②ガルバリウム鋼板

ガルバリウムという金属板の外壁材です。近年多くみられる外壁材で金属ならではのシャープなイメージの外観にしたい場合や少しつやがでる外観を望むならこの仕上げが良いと思います。こちらも塗り替えは必要なのでサイディング同様1回位は塗り替えが必要と思います。

③タイル外壁

昔から人気のタイル外壁。とにかく塗り替えの必要がなく、ほとんどメンテナンスフリーと考えて良いと思います。今は色柄も豊富で重厚になり過ぎないようにしたい場合も対応できます。問題はコストということになります。

メンテナンス性からするとタイル外壁に軍配が上がります。そのイニシャルコスですが他の外壁材に比べて30坪位の家の場合、目安ですが100~150万程度コストアップになケースが多いと思います。一方タイル以外の外壁材も塗り替えは必要になるので、家の寿命を50年程度と考えた場合、トータルコストの面ではサイディングの方がすぐれるといった考えもできます。(50年の間に1回70万円で塗り替えを行った場合として)

もうひとつの考え方としてタイル外壁、ガルバリウム外壁については外壁材のジョイントのシール材(外壁材のつなぎ目)の見た目は気にしなくて良いのですが、サイディングだけはつなぎ目のシール材が見えるので、この部分が劣化するというデメリットがあります。(家の性能を落とすという意味ではないので心配はいりません。あくまで見た目の問題です。)

この様に外壁材は複合的に要素を検討して決定する必要がある大事な選択項目になります。

 

 

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